ピアノは1700年頃に原型が発明されました。
その後、発展を遂げ、19世紀後半に現代の形になりました。
材質は、フレームは鋳鉄
響版はマツ材
鍵盤はプラスチック系が一般的
弦はスチールです。
奥行きは161-275センチ、重さは290-500キロです。
弦を水平に張ったグランド型と
垂直に張ったアップライト型があります。
グランド型が正式な形です。
広い音域と音量、和声や旋律も演奏できる優れた楽器です。
ピアノ鍵盤は88です。
18-19世紀には鍵盤数が様々でしたが
20世紀初めに88に定着しました。
これ以上増やすと音の認識がしにくくなります。
弦は中・高音部には
1音につき3本、低音部では2本、最低音部には1本で
合計約230本です。
低音用には銅線を巻くことで
より低い音高が出ます。
もし低音部に銅線を巻かないと
5メートルの弦が必要になります。
グランドピアノには、ペダルが3本あります。
右のダンパーペダルは、音を持続させます。
中央のソステヌートペダルは
打鍵後に踏むと
その音だけを響かせることができます。
左のシフトペダルは音量を下げます。
ピアノは、鍵を押すとテコの原理でハンマーが上がり
弦を叩くことで音が出ます。
これらの動作をおこなう部分は
約70の部品からなるピアノの最重要部です。